私たちの想い

笑顔の花咲くお手伝い!

きっかけは、母親に作った初めての手料理!(で母親が食べたときに、)食べたときに「すごくおいしいよ」と満面の笑みで喜んでくれたことがずっと心の中にあり、料理人の道へ。

料理人となり、お客様の喜んで食べる姿を見ることで、料理や食べることは、人を笑顔にする力があることを再認識しました。

「たくさんの笑顔を多くの人に届け、楽しい生活をしてもらいたい」と強く思うようになったときに、お豆腐を通して笑顔を届けている親の姿があることに気づきました。先代たちが繋いできた想いを自分も未来に繋いでいきたいと家業を継ぐことにしました。

健康の一番の秘訣は笑顔でいること。本当の笑顔は、健康でないと作れないこと。だからこそ食べることはとても重要と考えています。

あなたはあなたの食べたもので出来ています。今日食べたものが、1か月後のあなた自身になるのです。

趣味を楽しみたい・異性にモテたい・きれいな服を着たい・なにかに挑戦したい。何をやるにも健康でないと意味がありません。あなたに笑顔の花がたくさん咲くことを願いながら、日々お豆腐作りに精進しています。

6代目 橋山 豪人

子供にもおいしいと言ってもらえる豆腐を!

子供は味に素直で、おいしい・まずいと、はっきり言います。

私たちは子供たちがおいしいと言ってもらえるようなお豆腐を目指しています。

子供は神舌と言われ「生後1~2歳までは薄い味付けで」と産婦人科でも指導されるように子供の五味はとても繊細です。本来の素材の味を感じ取れるはずが、成長するにつれ、日々の生活の中で各家庭の味になれることで本来の素材の味を感じ取りにくくなってしまいます。
なぜかというと・・・。

日本で認可されている添加物は1400種類

日本で認可されている添加物の種類が多いのはご存知でしょうか?日本は1500種類、アメリカは130種類、ヨーロッパは20~30種類です。

添加物は舌の表面をコーティングして味覚が感じにくくなるといわれています。最近、刺激が強いものや味が濃いものが好まれる要因の一つのようです。

最近では、なんでも甘くておいしいという表現を聞きませんか?五味の中でも一番繊細に感じることができるのが甘味。甘辛い・あまじょっぱいという表現はあっても、辛甘い、しょっぱあまいとは言いませんよね。

甘味以外の、塩味・苦味・酸味・渋みを感じにくくなっているので、甘いものが美味しいという傾向が強くなっています。日本人が世界の誰よりも感じ取ることができる五味。五味の融和を味わう「和食」。日本の世界に誇れる食文化を大切にしていきたいですね。

お豆腐には、体内の余分な塩分や舌を洗浄する効果があるようです。毎日食べるお豆腐というより、一週間に一度、体をリセットするためのお豆腐をおすすめします。

「ようなもの」ではなく「本物」を感じてほしい。

最近は、価格ばかりが判断基準になり、本物が少なくなってきています。

例えば、お寿司です。現代は回転寿司が主流になっていますが、
本来は職人さんの技術や手間、パフォーマンス、それぞれに価値があるので、お寿司は高価なのです。

だから寿司は、寿を司る食べ物として、子供たちに価値を伝えていかないと、本物としての価値を失っていくかもしれません。食べ物のみならず、服や家具すべての物に本物がなくなってきてしまっていると感じます。この傾向は日本は異常に高いようです。

すべての物において・・・となると難しいですが、未来を担う子どもたちには、できるだけたくさんの経験をさせてあげたいですね。

学校給食に60年以上納品

どこよりも長い納品先は学校給食。給食は、実は授業の一環。旬を知り食材をしり、郷土料理を知り、味覚と体を成長させる目的があります。自社の商品の事を知らなくても、親子3世代でお豆腐を食べているお客様もいたりします。

豆乳濃度13%以上使用

スーパーなどで手頃に買える豆腐は豆乳濃度が7%で作られていますが、弊社で作っている豆腐は豆乳濃度が13%以上です。

この豆乳濃度が高ければ大豆に含まれる栄養素を多く摂取することができます。タンパク質をはじめ、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅など、栄養素の種類がとても豊富です。

上記したように、食べたもので身体はできている。という事から、1回1回の食事で効率よく栄養を摂っていただけたらと想います。

家の豆腐は生きている

自社のお豆腐は生豆腐です。生豆腐とは本来のお豆腐の事。最近では日持ちする豆腐などが主流になってきていることで、本来のお豆腐が生豆腐と呼ばれるようになりました。必要最低限の材料で製造しているため、日持ちしません。

元料理人が手掛けるお豆腐造り

料理人を経験してきたからこそ出来る、火加減や大豆の配合。同じように見えて、毎日表情の違う大豆。そんな大豆の良さを最大限に引き出すために、毎日微調整しています。売ったら終わりでなく、食材の活用方法や効能といった豆腐のトータルプロデュースをいたします。

豆腐マイスターの資格を持つ従業員もいるので、皆様の疑問に分かりやすくお答えします。

すべて手造りに、こだわるのは理由があります

お母さんの作ってくれた料理はなぜかほっとするおふくろの味。そのおいしさの秘訣は、相手を想う心が伝わるから。手から伝わる思いやり。

笑顔の花を咲かせたい!そう願いを込めながら、一丁一丁手造りにこだわった、お豆腐作りをしています。

自社の最大の売りは人

自分たちがとても大切にしているのは人付き合い。未来のお客様自身に携わる仕事だからこそ、この人だから、安心できる関係づくりを目指します。
工場にきて、おしゃべりして、心の健康。お豆腐食べて、体の健康。
その行動指針が自社のパッケージキャラクターに込められています。

  1. とうふくんは情熱。作り手が常に情熱をもって行動し、お客様も巻き込んで笑顔にしていきます。
  2. とうふ母ちゃんは包容力。自分たちはお母さんのようにお客様の事をなんでも受け止めます。常に優しく、時に厳しく、本音で話せる関係を目指します。
  3. とうふちゃんは向上。赤ちゃんは色々なことを素直に学習していきます。知ったかぶりをせず、お客様のご意見には対応し、お客様と成長していける企業を目指します。
  4. はんなりシスターズははんなり。日々、慌ただしく生活していく中で、自分たちや商品と触れ合う時間だけはゆるーく、ほぁーんとしたリラックスできる空間の提供をしていきます。
  5. あぶらあげブラザーズは文殊の知恵。一人で出来ることには限界がある。仲間が集えば、楽しく新しい取り組みができる
  6. がんこ焼おやじは譲れないもの。どんなに周りと協調しても、正道を外れることはしない頑固な心を持つこと。

他の豆腐屋さんとはちょっと違う「大豆へのこだわり」

私たちがとても大切にしていること。それは大豆の良し悪しは、品種以上にどんな農家さんが作っているのか。

国産でも外国産でも、大豆のことを一生懸命考えて作っている農家さんがいます。そんな大豆を使いたいですが、豆腐屋が農家の事を知るのは難しい。

そこを補ってくれるのが、60年以上取引のある豆問屋さんです。お互い親子三世代。お互いが自分の仕事に一生懸命向き合ってきたからこそ、続けていくことができる関係性です。

私たちが使う豆腐は、ずっと大豆と向き合ってきた信頼のおける豆問屋さんが選び抜いた大豆を使用しています。

遠州灘の海水から作る沖ちゃん塩にがりを使用

身土不二にあるように、地域にあるものが一番体に馴染むと思います。
掛川市は、調味料の「さしすせそ」がそろう地域です。

自社で使うにがりには、遠州灘で唯一、お塩を作っている沖ちゃんクラブの海水にがりを使用しています。

お豆腐は、大豆・水・凝固剤だけのシンプルなもの。地域のお客様が多い中で地元の食材を使う努力をしています。

地域を巻き込んだ掛川豆腐(地産・地造・地消を実現できた取り組み)

豆腐屋さんが使用したい大豆を地元の農家さんに無農薬で育ててもらい、地元の水とにがりを使い豆腐を作る。学校給食と協力して地元の子供たちに給食を通して、味わってもらう。

たった一丁の豆腐でも、豆腐を作る人、にがりを作る人、大豆を作る人、配達する人、更に深堀すると、配達の車を販売する人、車を作る人たち、お豆腐のパックを作る人、梱包する人とすごく沢山の人たちの協力があって、初めてみんなの元に届くということ。

「あって当たり前」ということは、「すごく感謝しないといけないこと」・「沢山の人の努力と想いが繋がっていること」を子供たちに伝えることができています。